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- 2025.09.01
「散歩の達人」連載「トーキョーアジアめし」更新! 第45回はネパール(三河島)です
月刊「散歩の達人」で好評連載中の「トーキョーアジアめし」、今回の舞台は三河島のネパールコミュニティ。
https://san-tatsu.jp/articles/445717/
この街は昔から「在日韓国人の街」として知られていました。おもに済州島出身の人々が縫製業などを営み暮らしてきました。
詳しくはコチラ→韓国・済州島の人々のコミュニティーが、三河島で広がった理由とは? 焼き肉屋『モランボン』で聞いてみたしかし近年では東南アジア、南アジアの人々も目立ちます。
とりわけネパールは一大勢力となってきていて、レストラン、食材店、ファッションの店まで10数軒。その中でもとくに古くからある『モモハウス&バー』を取材しました。この街に限らず、いま外国人が急増してる地域の基礎をつくったのは在日韓国人というケースは全国で見られます。おそらく韓国人が住むようになったことで外国人にも貸してくれるアパートや店舗が多くなったこと、自治体や学校なども外国人に慣れていたり、多言語対応していることなどが理由なのだと思います。加えて、こういうエリアはたいてい僕の好きなきわめて庶民的な下町で、昔ながらの雑多な商店街や、ときには隠微な歓楽街があって、よそものの流入が多く「来るもの拒まず」な空気があることも影響しているように感じます。このあたりを社会学的に研究してみると面白いのではないでしょうか。